大祖母の、98歳での大往生

大祖母は98歳で大往生し、葬儀の際は、大きな大阪の海に散骨できると祖母の仕事の関係で大勢の方が参列して下さいました。
決して著名人では無かったのですが、長年、地域に貢献していたという事で、顔が広かったのです。

直葬なら費用を抑えて出来る大阪の自宅でお通夜、告別式をしたのですが、なにぶん冬でしたので、家具などを全て空いた部屋に移して、なるべく多くの方が中に入っていただけるようにしました。

お坊様は全部で5人、家族葬を大阪で見直せたら後で参列者の方の数を見ると1000人を超えており、自宅の前の道路から遠くの曲がり角まで花輪が並び、本当に大きな告別式でした。

それだけ大きい告別式ですと、後日の香典返しが大変でした。みんなで手分けして発注し、祖父母を失った悲しみの余韻に浸る暇もありませんでした。

そして、法要の度に、大阪で家族葬を明瞭にして沢山の盛り籠の中身を近所に配り歩き、暫くは私も高野豆腐と椎茸ばかりの食卓でした。

それから、葬儀には、7度参列しましたが、未だに慣れるという事はありません、
永代供養の仕組と永代使用との違いは人それぞれある様に、葬儀もそれぞれあり、身内で無い場合も感情移入してしまい泣いてしまいます。

大往生で亡くなるという事は、家族葬が城東の口コミで評判とある意味幸せなのかもしれないですね、確かに生きている者は悲しみはありますが、健康に100歳近くまで長生きでき、孫まで見れた、そして沢山の方からお見送りいただけて…