お葬式で仲良しになりました。

私は、大きな地震に遭遇したことがあります。それ以来、相談できる大阪の散骨は必ずお菓子やお水を持ち歩くようになりました。ご高齢の親せきが亡くなって、お葬式に参列したときも、いつものようにあめ、チョコレートなどをビニール袋に入れてバッグに入れておいたのです。
大阪の直ぐに選べる直葬ならお葬式に参列するというのは、小さな子供たちにとっては大変なことです。もちろん悲しいなあという気持ちは十分にあると思います。でも、閉ざされた空間、重い雰囲気、そしてお坊さんのお経が始まると退屈してしまうのです。
大阪でなら盛んに行われる家族葬は前の席に座っていた女の子が足をぶらぶらさせ始めました。ああ、飽きちゃったんだな。そう思ったときに、その女の子がうしろを振り向きました。大阪の家族葬でおススメ出来るところは私は身ぶり手ぶりで、「これあげるよ。」とキャンディを渡しました。するとその子の瞳がうれしそうにきらっと輝いて、前に向き直しました。
葬儀後から1周忌までのチェックリストはしばらくじっとしていたその子が、隣の子に「あのおばさんにもらった。」と口を指差して教えると、隣の子も「ほしいなあ。」という顔をして私を見ています。はい、と渡すとすごくうれしそうでした。
納得料金の葬儀を大阪の城東で無事に葬儀が終わって会場の外に出ると、子供たちが私になついていました。初めてお話しした子供たちでしたが、かわいくてしょうがなかったです。亡くなった方へのささやかな供養にもなっていればいいな、と思いました。