友人の葬儀後のお墓参りと命日
葬儀が終わっても、友人との関係が終わるわけではなく、むしろそこから新しい形での付き合いが始まりますが、葬儀後のお墓参りや命日の過ごし方には、友人ならではの距離感とマナーがあります。四十九日法要までは、故人の魂はまだ家の近くにいるとされていますので、落ち着いた頃に自宅へ線香をあげに行く(弔問)のが良いですが、納骨が終わった後であれば、命日やお盆、お彼岸に合わせてお墓参りに行くことが供養になります。友人とお墓参りに行く際は、遺族に事前に連絡を入れて「お墓の場所を教えてほしい」と許可を得るのがマナーですが、霊園などであれば遺族の立ち会いがなくても自由にお参りできることが多いため、友人同士で誘い合わせて行くのも良いでしょう。お供え物としては、故人が好きだったお酒やタバコ、お菓子などを持参しますが、お墓によっては食べ物を放置するとカラスなどに荒らされるため、持ち帰るのがルールのところもありますので注意が必要です。また、命日には、友人たちで集まって「偲ぶ会」として食事をしたり、故人の好物を持ち寄ってホームパーティーを開いたりすることも素晴らしい供養であり、遺族を招待すれば、故人の知らなかった一面を話してあげることで喜ばれることもあります。しかし、あまりに頻繁に遺族に連絡を取ったり、家に押しかけたりするのは、遺族の新しい生活の妨げになる可能性もあるため、節度を持って「遠くから想っている」というスタンスを保つことも大切です。友人の死を忘れないこと、時々思い出して話題にすること、そして何より自分自身が精一杯生きること、それこそが亡き友人が最も望んでいることであり、最高の手向けとなることを心に留めておいてください。