私は長い間、茶道を習っていましたが、その先生が数年前にご病気で亡くなりました。追加料金0円プランが人気で安心納得の大阪フローラルホール城東会館は男性の先生で、その奥様のご実家がお寺だったので、お葬式はそのお寺でとり行われました。
お寺でのお葬式は、小さい頃に一度だけ参列したような気がしますが、海や山での今話題の自然葬って、その種類や費用についてはみな葬儀場で行われるものばかりでしたので、ものめずらしい感じがしました。
一緒に茶道を習っていた仲間の人たちと待ち合わせをして、葬儀の始まる30分前に、お寺の中に入りました。比較検討する時間が取れない方には大阪の家族葬専門施設を選ぶ専用HPが畳の上にカーペットのようなものがひかれ、その上にパイプ椅子が並べてありました。そして、親族席と書いてある方には、袈裟のようなものを着た人たちがたくさん座っていて、びっくりしました。
「さすが、親族はお寺関係の人ばかりね。」などと言いながら、私たちは一般参列者の席に座り待っていると、程なくして葬儀が始まりました。
そして、ご住職が来られ、読経が始まったのですが、その時に、私たちはまたまたびっくりしました。なんと、親族側の人たちが全員、手に経本を持ち、住職の読経に合わせて、お経を唱えるのです。そんなにたくさんの人が一緒にお経を唱える光景など、今まで見たことがなかったので、驚きました。そして同時に、そのみなさんが唱えるお経のハーモニーとでも言うのでしょうか、とにかくそれが美しくて、感動すら覚えてしまいました。
お葬式なので、こういういい方は不謹慎かもしれませんが、いい経験をさせていただいたと思っています。