家族葬でお通夜・お葬式をするメリットについて

同居していた義父の葬儀の話です。生前、故人様へ感謝の気持ちを城東で伝える家族葬には身内以外には知らせなくていい。簡単に済まして欲しいと言っていました。何言ってるの?って聞きながしていましたが、実際に亡くなった後に、その義父の言葉を思い出しました。

義父は無宗教です。葬儀の簡素化でシンプルな葬儀をとは相談したところ、親戚だけのアットホームな見送りとして、家族葬をすすめられました。好きだったこと、趣味の写真があれば飾りますと言われ、山登りがとても好きだったので、大阪でわかっているようでわかりにくい家族葬には元気だった頃の登山の写真を拡大して枠に入れて何枚も飾って頂きました。テーブルの上にはリュックなど登山の道具も並べました。

写真を見ながら、親戚一同、思い出して語り合いました。大阪では盛大に行われる家族葬でも痩せた姿より、元気だった頃を覚えていてほしい。そんな思いもありました。

とは言え、義父の兄弟、年配の親戚の方は堅いイメージがあり、反応が心配でした。実際、最初は戸惑ったようでした。でも、大阪でも直葬のことなら流行りがあると帰り際に良いお葬式でした。ありがとうと言ってもらえました。

私自身、家族葬は初めての経験でしたが、故人の希望どおりにできたこと、散骨を大阪で気楽に相談するなら親戚の皆さんにも満足いただけたこと、家族葬を選んで良かったと思いました。

費用もかなり安く済むことができました。それも義父の配慮だったのだと思います。