実家の母は、家族葬でした。

実家と私のいる所は遠いので、心からお祈り込めた散骨では大阪の母が亡くなり私が就いた頃には、お葬式は家族葬で、喪主は弟がつとめるのが決まってました。

お通夜は、何十年ぶりかで叔父や叔母、いとこ達との再会でもあります。久しぶりに会って、旧交を温め合う感じです。

大阪で流行るが直葬のことなら家族葬とはいえ、近所の人や私や弟の友達もお悔やみ持ってきてくれました。

お葬式の最中、喪主の挨拶の時も弟は泣きに泣いていました。家族葬を大阪で見直せたいなら弟は母から可愛がられてきたし、父亡き後、ずっと何年も二人暮らししてたから、悲しくてしかたなかったんでしょうけど、私は涙の一粒すら出ませんでした。

昔は、お葬式というと家で行われるのが普通で、近所の奥さん達が寄ってきて料理作ってました。お通夜も同じですね。

大阪で一緒に家族葬をするならば受け入れるほうも、手伝うほうも大変だったと思います。

私は地方に嫁いでいますが、親戚でのお通夜の時に、ずっとてんぷらを揚げて、油で気持ち悪くなったことがあります。

今では、日本の知られざる葬儀をめぐる戦いは大概の人のお通夜やお葬式も会場で行うようになり、女性にとっては負担軽減になり、良い事だと思います。

将来のお葬式は、どのようになっていくかは想像もつきませんが、故人様へ松原で感謝の気持ちを伝える葬儀とは私自身はうちの猫見送り、夫も見送った後は何もしなくてもいいかなとか、お墓に入れなくてもいいのかもと考えてます。